音訳いいづか 松熊満江さん


 
昭和15年、嘉麻市に生まれる。小学校・中学校の教員として、小中学校それぞれに計19年ずつ勤務。
在職中には校内で児童向けの読み聞かせを推進し、退職後も朗読ボランティアができたらという思いがあったため、飯塚市社会福祉協議会主催の講習会に参加。そこで「音訳」に初めて出会ったことが、団体への参加のきっかけとなった。10数年やっていながらも、相手にしっかり伝えて聴いていただくことの難しさを感じており、「毎日が勉強」という感覚でいる。


昭和61年設立。飯塚市で活動中。
会員は38名で、60~70歳代が大半。
行政の発行物・新聞記事・図書などを肉声で読んだものを録音した電子媒体を、視覚障がいのある希望者に送付、貸し出しするボランティア活動を飯塚市・田川市で行っている。
日常的には、月例の定例会や勉強会、練習会を行っている。仕事をしながら参加しているメンバーもいるため、一人に負担が集中しないよう、複数の「係」を設け、役割分担を重視している。
年1回開催されている飯塚盲人会の会合で、全盲の方がアコーディオンで懐かしい歌を演奏してくれて、視覚障がい者の力に驚かされたことがあった。
また、会では楽譜の音訳も行っているので、このことをきっかけに、ピアノやギター演奏が得意な視覚障がいの方々とコラボレーションした朗読会を実現できた。
まずは障がい者の皆さんと関わり合うことが大切で、ざっくばらんに交流しながら偏見という壁をつくらないようにすることの大切さを実感した。

高齢者には、「時間はあるが何をしたらいいか分からない。」「何か役に立てれば。」と考えている人が多いです。
ボランティアの世界は、出来ることからやってみるだけでも人のために役立てますし、自分のためにもなるので、楽しさや喜びがあります。年を取ってもできることはありますので、まずはできることからやってみられたらと思います。


連絡先:飯塚市社会福祉協議会 電話 0948-23-2210
お試し体験案内:定例会(毎月第1土曜日・第2土曜日)を見学できます。